「福井県立恐竜博物館」研修
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今夏、SSH事業の一環として、世界遺産にも指定されているカナダのアルバータ州で海外研修を実施します。
その中の1つのテーマが“古生物化石に関する研修”です。
その事前研修として、福井県にある福井県立恐竜博物館へ行きました。
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実施日 |
2009/6/13(土)
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参加者 |
本校希望者
1年生(12名)・2年生(6名)
引率教諭 3名
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場所 |
福井県立恐竜博物館
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研修内容 |
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・11:40〜13:00 見学研修
・13:00〜14:00 レクチャー
・14:00〜15:00 見学研修
博物館内の広い展示室は、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」と3つのゾーンから構成されており、館内に展示されている多数の恐竜骨格や標本、大型復元ジオラマ・映像などを見学しました。
福井県立恐竜博物館は、カナダのロイヤル・ティレル博物館と姉妹提携しており、展示の様子なども似ている部分があるそうです。
また、主任研究員の後藤道治氏より、「福井県の恐竜発掘調査〜恐竜を深く知るために〜」としてレクチャーいただき、化石や発掘について詳しく学ぶことができました。
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研修の様子 |
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生徒の感想 |
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◇三重県では見られないような展示がたくさんあり、その説明がとても参考になった。また、恐竜の特徴や発掘、ロイヤルティレル博物館についてのレクチャーをしてもらって、海外研修に向けた課題探しや、その他の色々なことに役立てていくことができると思う。もう少し、ゆっくりできるともっとよいと思った。
◇恐竜は、図鑑やテレビでしか見たことがなかったので、実際に全身骨格を見ることができて、その大きさや迫力に驚きました。また、後藤さんの話で、「日本には、恐竜がユーラシア大陸に日本がくっついていた時代にやってきた」という話には、博物館内の中国・朝鮮の恐竜の化石と日本の恐竜の化石が似ていることの理由がわかりました。とても充実した施設だったので、恐竜について楽しく勉強できました。
◇到着してからの1時間の見学で、恐竜の復元模型が動いていて、その気密さとリアリティにびっくりしました。皮の動きまでしっかり作られていて、まばたきまでしていて、本物かと思いました。レクチャーでは生まれて初めて知ったことがいくつもあって、とても知識が増えました。今、生き残っている人間の種は「ホモ・サピエンス」と何気なく言われたとき、人間は一種しか存在していないのに気づいて(そんなの考えたこともなかった)なんだか心寂しくなりました。
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